【1歳8カ月】1歳半健診⑥何もできなかった「問診」

身体測定の後に行われた保健師さんの問診では、長女は何もできませんでした。

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2013年12月20日(1歳8カ月)

保健師さんの問診

身体測定が終わると、しばらく待合場所で待機。その次は、保健師さんの問診がはじまった。そこで最初に出されたのは、型はめパズル。丸と四角と三角の形のパズルを、型にはめるというもの。

「あおいちゃん、これできるかなぁ?」

そう話しかけられても、あおいはずっと泣いていてパズルを見ようともしない。そのまま泣いているばかりで反応がないあおいに、保健師さんが次に差し出してきたのは、イラストが描かれたパネル。犬とかリンゴとかのイラストが描かれている。

「あおいちゃん、わんわんわかる?どれかなぁ?」

そう言われても、やっぱり泣いているあおい。反応はしない。保健師さんは用紙に何やら書き込むと、最後に積み木を取り出した。

「あおいちゃん、これできるかなぁ?」

保健師さんはそういって、積み木を指でつまんで積み重ねた。あおいはやっぱり泣いているだけ。結局、何もできなかった。

振り返り

型はめパズルとイラストが描かれたパネルと積み木……ですか。これは、1歳半健診では必ず登場するものなんでしょうか?

自治体によって1歳半健診で使用するものは少しずつ違うと思います。ただ、1歳半健診は法律に基づいて行われるものなので、「手の指を使ってものをつまめるか」や、「言葉を理解してコミュニケーションがとれるか」といった診査項目は決まっているんです。

なので、使われるものも、イラストだったり積み木だったり、大体似たようなものが使われることが多いようです。

なるほど。でも、このときのあおいちゃんは、ずっと泣いていて何もできなかったんですね

そうなんです。機嫌が最悪だったあおいはずっと泣いていて、ほとんど保健師さんに背を向けているような状態でした。

ただ、私は「こんなこと普段もできないな」と思いながら、保健師さんの問診をながめていたんです。

「普段もできない」というと?

あおいはこの頃、まだ意味のある言葉を話さなかったし、具体的な単語まで理解している様子はありませんでした。だから、「わんわんどれ?」なんて聞かれても、もし機嫌がよくて泣いていなかったとしても答えられないだろうなと思ったんです。

それに、私はこの頃、あおいに型はめパズルも積み木もやらせたことがありませんでした。だから、突然パズルや積み木を出されても、普段から遊んでないあおいはできないよね……。そう思っていたんです。

積み木は赤ちゃんの定番のおもちゃという印象がありますが、お家にはなかったんですか?

いえ、出産祝いでいただいたものを持っていました。でも、あおいはまったく興味がなさそうだったので、広げて遊ぶことはほとんどなくて。

そうだったんですね

この頃の私には「あおいの成長のために〇〇をさせよう」みたいな発想が全然なかったんです。あおいが喜ぶ遊びをしてあげたら、それで十分だと思っていました。だから、あおいが興味を示さないもので、あえて遊ぶことはしなかったんです。

保健師さんの問診で何もできないあおいちゃんに、不安とか焦りは感じませんでしたか?

不安や焦りといった気持ちにはならなかったですね。私はとにかく泣いているあおいをあやすのが大変だったので、健診中は「はやく終わってほしい」ということばかり考えていました。

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この記事を書いた人

1982年生まれ。
3歳差の姉妹を育てている主婦です。
ここでは「長女が生まれてから自閉スペクトラム症(ASD)の診断を受けるまで」を育児日記をもとに振り返っています。

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