
長女が1歳9カ月の頃、私は夜中の添い乳をやめて完全に「断乳」することを決意しました。
2014年1月14日(1歳9カ月)

いよいよ明日から断乳を決行することにした。
「明日からしばらく私とあおいはリビングで寝るから。もし、寝室まで泣き声が届いても、起きてこなくていいから」
やすおくんには、そう宣言した。
「わ、わかった……。がんばって……」と言ったやすおくんは、まるで戦地に向かう家族を見送るみたいな表情だったけど。
何日かかるだろうか?私が添い乳をしないとなると、あおいは相当な大パニックを起こすだろうなぁ。
うーん、そう考えると、確かにこれは戦いのはじまりなのかもしれない……。
振り返り

「断乳」というのは、以前おっしゃっていた「卒乳」とはどう違うんですか?

明確な定義があるわけではないと思いますが、
- 「卒乳」は、赤ちゃんが成長して自然に母乳やミルクを飲まなくなること
- 「断乳」は、親がタイミングを決めて母乳やミルクを与えるのをやめること
という意味で私は使っています。
その意味で言うと、私が読んだことのある「おっぱいに顔を描く」とか「乳首に不味いお薬を塗る」という漫画は、全部「断乳」のお話になりますね
そうですね。あおいが1歳1カ月の頃、私が目指していたのは「断乳」ではなくて「卒乳」でした。
でもそれから半年以上経って、あおいが1歳9カ月になった頃には、私は「夜中の添い乳は、自然にはやめられない」と思うようになっていたんです。
そこで「断乳」を決意したのには、何かきっかけがあったんでしょうか?
きっかけは1歳半健診で、保健師さんから「夜も授乳を続けていると、おっぱいが恋しくて起きちゃったりする」と言われたことでした。

えーとそれは……、ご主人があおいちゃんの夜泣きについて相談したときに保健師さんから言われた言葉でしたよね?
そうです。問診をしてくれた保健師さんがそう言っていたんです。
でも、ご主人は、あおいちゃんの夜泣きについて「相談にのってもらえなかった」とおっしゃっていたんですよね?
そうですね。問診をしてくれた保健師さんはあきらかに困った様子で、話を聞いてくれる雰囲気はなくて……。夫は「相談できなかった」と落ち込んでいました。
「おっぱいが恋しくて起きちゃったりする」と言ってくれたときも、保健師さんは「早く話を終わらせたい」という様子だったんです。
それでも、そのときの保健師さんの言葉が、芳井さんが断乳を決意するきっかけになったんですか?
そうなんです。それまで、夜間の授乳が夜泣きの原因になるなんて考えたことがなかった私にとっては、保健師さんの「おっぱいが恋しくて起きちゃったりする」という言葉は印象的で、ずっと頭に残っていました。
それで、自分でもネットで調べてみたら、確かに夜間の授乳をやめることで夜泣きがおさまるケースがあると知ったんです。
なるほど。それで断乳を決意したんですね
はい。そこから私は、断乳の方法についてもネットで調べてみました。
「おっぱいに顔を描く」とか「カレンダーを見ながら『この日でおっぱいバイバイだよ』と言い聞かせる」とか色々な方法を調べたんですけど……。
たぶん、あおいには「突然、授乳を完全にやめる」という方法が一番あってるだろうと思ったので、1歳半健診から約1カ月後に、私は唐突に断乳を決行することにしたんです。
夜の「添い乳」を完全にやめることにしたんですね
はい。あおいは夜に起きると、添い乳をしても結局そのあと激しい夜泣きをしていました。あおいが1歳2カ月になった頃から、私の母乳はほとんど出ていなかったので、添い乳をすることに「空腹を満たす」という効果もなくて。
それでも、添い乳をしないと、あおいはさらに大パニックを起こして泣き叫ぶだろう……。
そう思ったので、断乳をするときには夫まで寝不足にならないように、リビングに布団を敷いてあおいと二人で寝るようにしたんです。


