【2歳7カ月】痺れを切らして言葉での要求

つわりで体調が悪く、なかなか動こうとしない私に痺れを切らした2歳7カ月の長女。はじめて「にゅーにゅー!」と言葉で牛乳を要求しました。

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2014年12月8日(2歳7カ月)

午後、リビングで横になってると、さくらがマグを持って私の手をぎゅうぎゅうとひっぱった。

牛乳を飲みたいんだとわかったけど、気分が悪すぎてなかなか動くことができず、私はしばらくさくらに手を引っ張られながら寝ていた。

どのくらいそうしていただろう?

突然、さくらがしびれを切らしたように、「にゅーにゅー!」と叫んだ。怒っているような泣きそうな顔で。

さくらが牛乳を言葉で要求したのは、これがはじめてだと思う。

振り返り

芳井さんはこの頃も、つわりで具合が悪かったんですか?

そうなんです。特に午後になると「高熱が出ているときに船酔いしている」みたいな気分の悪さで動けなくなっていました。

そんな状態の芳井さんが横になっているとき、さくらちゃんが手を引っ張っていたというのは、起きてほしいと思っていたんでしょうか?

さくらは牛乳が飲みたくて、私を冷蔵庫まで連れて行こうとしていたんです。1歳10カ月頃からはじまっていたクレーン現象ですね。

さくらちゃんは2歳7カ月のこの頃も、クレーン現象で何かを要求することが多かったんですか?

はい。

でもこのときの私は、さくらに手を引っ張られてもなかなか動けなくて。そしたら、さくらがしびれを切らしたように「にゅーにゅー!」と叫んだんです。

「にゅーにゅー」というのは?

「にゅーにゅー」は、「さくら語」で牛乳のことでした。さくらはクレーン現象に反応しない私に、「牛乳が飲みたい!」と言葉で要求したんです。

さくらちゃんが言葉で何かを要求したのは、このときがはじめてだったんですか?

さくらが言葉で要求することがはじめてだったわけではないんです。

「トトロ見てもいい?」という意味の「トトロい?」とか、「抱っこして」という意味の「抱っこあいー」とか「さくら語」での要求はすでにしていたので。

ただ2歳7カ月のこの頃も、さくらはクレーン現象で通じる要求は、クレーン現象で……ということがほとんどでした。

だからさくらが突然「にゅーにゅー!」と叫んだときは、ちょっとびっくりしましたね。

成長を感じましたか?

それもありますが、どちらかと言うと、罪悪感の方が大きかったですね。

どうしてですか?

私がつわりで普段のように動けないから、さくらにもストレスがかかっているだろうな。可哀想なことをしているなって。

怒っているような泣いているような顔で叫んださくらを見て、私はそんなふうに思ったんです。

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この記事を書いた人

1982年生まれ。
3歳差の姉妹を育てている主婦です。
ここでは「長女が生まれてから自閉スペクトラム症(ASD)の診断を受けるまで」を育児日記をもとに振り返っています。

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